“キング・オブ・ソウル”ジェームス・ブラウン逝去 [音楽の話]
アメリカでは大ニュースとなっていますが、アメリカを代表するミュージシャンでソウルミュージックの大御所ジェームス・ブラウン氏がお亡くなりになりました。
ブラウン氏は主に1960年代から1970年代にかけて活躍した"King of Soul"(キング・オブ・ソウル)の異名を持つ大物中の大物ミュージシャンで、黒人ソウルシンガーの象徴的な存在だそうです。マイケル・ジャクソンは近年のMTV主催"Video Music Awards"でジェームス・ブラウンの偉業を称えるスピーチを披露してたと思います。ジェームス・ブラウンの影響を受けたミュージシャンは多いようです。
代表曲は"It's a Man's, Man's, Man's World"(1966)"Sex Machine"(1970)など。"Sex Machine"はあれですね、「ゲロッパ!」と空耳アワーが聴こえてくる事で有名ですね(?)西田敏行主演で刑務所入り寸前のヤクザの大親分が「ジェームス・ブラウンを生で観たい!」と願った事から端を発する騒動を描いた映画を井筒監督が作っていましたね。
↓もちろんゲロッパはあのゲロッパ。ちなみに西田さんはゲロッパの撮影が終わった後病で倒れてしまい、そのとき脳裏をよぎったのは「俺の遺作はゲロッパになるのか!!」だったのだそうです。でも西田さんはその後無事に回復されましたのでその不安は一掃されました。「ゲロッパ!」が最後の作品にならなくて本当に良かったですね。いや、西田さんにはまだまだ現役でいて欲しいという意味ですよ。
さてさて、ジェームス・ブラウン氏に話を戻します。
私は実を言うとブラウン氏の音楽はその「ゲロッパ」ぐらいしか知らず、私より上の世代の方がJB訃報に衝撃を受けられるんだろうなぁと思っているんですが若造の私でも「ソウルシンガージェームス・ブラウン」「キング・オブ・ソウルジェームス・ブラウン」の名は知っているぐらいだから大変偉大な音楽家であったのだと僭越ながら感じています。
ご冥福をお祈りします。
- アーティスト: ジェームス・ブラウン
- 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
- 発売日: 2001/11/28
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余談
「フルハウス」でもジェームス・ブラウンの曲が流れていましたね。第1シーズン「パパたちのお掃除大作戦」で。このエピソードの終盤、ジェシー&ダニー&ジョーイはJBの"I Got You(I Feel Good)"をバックに華麗にお掃除の仕上げをしたのでした。
↓「パパたちのお掃除大作戦」収録。
フルハウス -ファースト・シーズン- コレクターズ・ボックス
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