フルハウスで一番最後に撮影されたエピソードは「パパが運んだ恋」だった! [Full House]
ジョディ・スウィーティンの自伝"UnSweetined"によると、実際に一番最後に撮影されたフルハウスのエピソードは最終回「抱きしめて家族(後編)」ではなく、最終回の2回前に当たる「パパが運んだ恋」だったのだそうです。
「パパが運んだ恋」はステファニーが主役のお話。ライアンという男の子が気になるステフは、勇気を出してライアンをパーティの相手として誘いますが、ライアンは当日になってステフとの約束をすっぽかしてしまいます。
悲しむステフを見かねたダニーは、学校で出会ったライアンを責めて注意するのですが、それが騒動の始まりに・・・というお話。
その話のラストシーンは、紆余曲折あってライアンと一緒にピザを食べに行くことになったステフが、一度ライアンと共に玄関を出るものの、またすぐに戻ってきて、ダニーを抱きしめてお礼を言うというシーンでした。
このラストシーンが、すべてのフルハウスの撮影で、一番最後に撮影されたシーンだったのだそうです。
ジョディは自伝の中で、最後に撮影されたフルハウスのシーンについてこう振り返っています。
「このシーンの撮影はとても辛かった。私は涙をこらえるのに必死だったわ。このシーンの撮影が終われば、番組は終わってしまうって分かっていたから。タナー家の玄関のドアを開けて歩くのもこれで最後。皮肉なんだけど、フルハウスの一番最初のエピソードで、ステファニーはおばあちゃんにさよならなんて言いたくないって玄関のドアで言うシーンがあったよね。そのときのことが頭の中をぐるぐる駆け巡ってきて、まるで無数のレンガが頭に飛んで当たってきたみたいだったわ。本当よ。」
そして、日本未放送のカーテンコール(アメリカ本放送時、フルハウスの最終回の一番最後に放送されました)のときのことを、ジョディは「カーテンコールに登場する前の舞台裏で、キャストみんなは泣いていたわ」と振り返っています。
確かにカーテンコールでのキャストの衣装は、「パパが運んだ恋」のときの衣装ですね。
↓ジョディの自伝です。Kindle版が日本でも発売されました。
↓「パパが運んだ恋」収録
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